たたかわない生き方-美しく生きるすべての女性たちへ
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最新刊
いくつになっても美しくいられる秘訣
いくつになっても美しくいられる秘訣
大内順子著
連載第9回 被災遺児達を迎えたニュージーランドその後
6月のチャリティーパーティー、オークションその他で集めた義援金で 日本から被災遺児達(中高生30名、大学生20名)が平和なニュージーランドに招かれた事。
 このブログにも書きましたが、TBSニュースでも取り上げられ、首相自らパーティーで迎えて下さった事が 報道された為、既に御存じの方もある筈。

 「何故、私は こんな悲しい想いをせねばならないのか」と 沈んだ気持ちで居た一女子高校生が ホームステイ先の家族愛に包まれ、「全く他人の私を これ程迄に優しく 愛し 接してくれるのはなぜだろう。 将来 私も悲しんでいる人の役に立ちたい!」と語った事。  迎えてくれた首相に 思わず抱きつき 固くハグしたのを 首相は多くの子供たちに 強いハグで返した等、感動的な話が 沢山伝えられてきました。

 一方東京。 イアン・ケネディー大使&節子夫人が 6月のパーティーに出品されたオークションの一つ、「大使夫妻と東京のNZ大使館で 一卓 18名(大使夫妻を含む)でディナーを頂く会」を 何万円かで 競り落としたのは 私も愛飲する「NZの大麦若葉を使用し コラーゲンを加えた青汁」を創る 健康美人フォーラム社・社長の瀬木康夫氏。

ニュージーランド大使館チャリティディナー
 此の趣旨に賛同し、5千円づつ支払った16名と共に楽しいディナーが 催されたのは9月1日夜でした。

東京在住の人だけでなく 神戸からも、金沢からも此の日の為に集まった16名。

 「再生のシンボルであり、青汁の色でもある緑を自分流に身につける」ドレスコードのもとで 会は行われました。  パーティに集まった人々全員です。

 大使も「毎日 日本語を勉強して居られる」上、日本女性の節子夫人が 楽しく盛り上げて下さった此の夜。

 食材は もちろん全てNZ製。 野菜の美味しさも さる事ながら、今や大人気なのがNZ牛肉。その安全性と 広い自然の中で自由に 牧場の草を食べて育つ牛の肉とあって 大使館でさえ「入手困難」の 美味しい牛肉。
ニュージーランド大使館チャリティディナー
 加えて美味しさ、香り等、人気 ますます上昇の NZワイン。更には此の国ならではの特別デザート等など。

 お食事の美味しさも大切ですが、其れ以上に感動したのは 大使夫妻をはじめとする全員の会話。そして参加者が御支払いした全額を 再度 NZへと寄付された瀬木氏。
 「頂いた此のお金は クライストチャーチの地震で亡くなった 日本の方達の為の追悼碑を建てる費用の 一部にします」と 云われた イアン大使のお言葉。

 写真はお話しされる大使。その右が 節子夫人。

 さて、9日から始まるラグビー ワールドカップ。ラグビーと云えば 誰もが知って居るNZチームの強さ。
 この為か、帰国されるにあたり 「私たちは 政府に努める公僕だから 飛行機はエコノミー クラスなんですよ」と さりげなく云われた節子夫人のお言葉。

  度々の往復に依るポイントで グレードアップされると思うものの、平然とファーストやグリーン車に乗る 日本の議員達や上層公務員を想い、改めて ニュージーランドと云う国の素晴らしさに 大きく、大きく感動した此の夜でした。
大内順子